名取市下増田公民館・下増田児童センター

名取市下増田公民館・下増田児童センター
所在地:宮城県名取市
主要用途:集会場、児童福祉施設
構造:RC造
規模:地上2階
建築面積:1,934.57m2
延べ面積:2,206.62m2
竣工:2024年
構造設計:清水構造計画
電気設備設計:EOSplus
機械設備設計:川村設備
施工:丸か建設
撮影:越後谷出
田園地帯と美田園という新しいまちの境界に位置する本施設は、美しい田園の景色と新興住宅地をつなぎ、隣接する小学校とまちをつなぎ、南に流れる増田川とその土手の景色と住宅街をつなぐ、結束点として地域のつなぎ役をになう。
地域の人口は近年増加傾向にあり、手狭になった児童センターと公民館をこの場所に移転新設したこの複合施設は、地域住民の様々な活動を支え、隣接する小学校とともに子どもたちの遊び場、活動拠点として使われ、さらにはそうした利用者同士の多世代交流が期待されている。
同時に、東日本大震災による津波被害をうけた地域において、津波避難ビル、水害避難ビル(主に内水氾濫を想定)としての機能もになう。
建物は東西に「みち」(エントランスホール)を通し、東西にメインエントランスを確保することで、西側の駐車場や東側の小学校から立ち寄りやすい場所を実現している。内部は公民館、児童センターがこの「みち」によってつながれることで、多様な交流を実現している。
児童センターの活動はホールや「みち」に作られた図書コーナーにあふれだし、時には上階の調理室も活用する。小学校高学年や中学生の利用も想定した遊戯室、「みち」に設置された勉強スペースも、世代をこえた利用が積極的になされている。
地域活動においても、「みち」の図書コーナーやホールなどによって、利用者の多様化と利用者同士の交流を生み出している。

















